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第3回  水と健康(シャワーとお風呂)

更新日:2020年2月10日更新

汗ばむ季節はシャワーで快適に

近年は、初夏の早い時期から、1日の最高気温が25℃以上の夏日や、30℃以上の真夏日ということも珍しくありません。汗をかいたら、シャワーで汗と汚れをさっぱり流して清潔にしたいですね。

タオルとせっけんの写真

シャワーは、沸かしたりお湯をためたりする時間もいらず、使いたいときにさっと使える便利さがあります。また、1日の終わりの入浴タイムにシャワーで肩・腰・脚などをマッサージすれば疲れも軽減します。シャワーは通常のお風呂より少し高温のお湯が使えるし、肌にあたる刺激と合わせて、体も結構温まります。


水の無駄遣いには要注意


使用水量は、シャワー1分間で約12リットルとすると5分間で約60リットル。一般的なお風呂の水量約200リットルに比べて少なくて済むのもポイントです。ただし、たとえば4人家族が1人5分間ずつ使えば240リットルになり、お風呂とあまり変わらないことになります。シャワーをこまめに止めるなど、一人ひとりが水を無駄にしないように心がけましょう。

心身を休める風呂の効果


暑い季節になるとシャワーだけで済ませる人も多いですが、全身の疲れをしっかりとってくれるのは、やはり湯船につかるお風呂です。入浴では、お湯の温熱と水圧で体が温まって血管が広がり、血行や発汗が促進されるので冷えや凝りが改善され、新陳代謝による美肌効果も期待できます。さらに、水の浮力で関節などを休める効果もあります。少しぬるめな39℃くらいのお湯にゆっくりつかれば、副交感神経がはたらき、神経を鎮めて心身ともにリラックスすることができます。

温度で違う健康作用


熱いお風呂を好む人も多いですが、高温のお湯に首まで浸かると、温度と水圧の作用で血圧が急上昇するため、高血圧や心臓が弱い方は要注意。へそくらいの水深の湯に浸かる半身浴で、39℃くらいのぬるめのお湯に汗ばむまでじっくり浸かれば、心臓や血管への負担を減らして入浴の健康効果はしっかり得られるのでお勧めです。

42℃程度の熱いお湯も、足湯(ひざ、またはふくらはぎより下を湯につける)なら、全身をぽかぽか温めてくれる適温です。また、交感神経を活発にして血圧も上昇させるので、心臓や血圧に問題がない方は、朝風呂など1日のスタートに利用すると効果的です。

これから夏場にかけて、高温の日が続き、雨量が少ないと渇水状態が懸念されます。普段から各家庭で、入浴後の風呂水を洗濯や水まき、洗車に再利用するなど、水の有効利用や節水の習慣を身につけておきたいですね。

バックナンバー

第1回 06/02/6
水について考える

第2回 06/04/27
水と健康


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