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第5回  ダムの水位と節水の関係

更新日:2020年2月10日更新

第5回  ダムの水位と節水の関係

三原市に主に水道水を供給しているのは、沼田川上流の椋梨川に作られた「椋梨ダム」。周辺にはレクリエーション施設なども整備され「白竜湖」の名で親しまれています。椋梨ダムは、水道用水だけでなく、工業用水や発電にも利用され、沼田川の洪水調節の機能も持つ多目的ダムです。

ダムの水位 夏場は低めに設定 ダムは、川の上流から流れ込む水や、周囲の山々に降った雨水などを集めて、必要な量の水を貯水池に貯めています。また、水が必要な最大水量(常時満水位)を超えそうになると、水を放流して水量を保つように調整しています。
 さらに、洪水調節の目的を持つダムは、下流の河川への放流量を調節することで洪水を防ぐ役割もあります。そのため、長雨や集中豪雨など雨量が多い時期は、流入量の急増に備えて、常時満水位より低い水位(洪水時制限水位)に水量が調整されています。

洪水から一転、渇水状態にも
 椋梨ダムでは、1年のうち降水量が多いのは梅雨や台風の多い夏場。そのため6月16日から9月30日までを「洪水期間」として洪水時制限水位に調整しています。つまり6月~9月はダムの水量が少なめになっているわけです。
 ただ、気温が高いと水の蒸発量も多く、晴天続きで雨量が少ないなどの条件が重なるとダムの貯水量も減少します。特に、梅雨開けから秋の台風シーズン前は気になる時期で、昨年は、猛暑で西日本各地のダムの貯水率が下がり、椋梨ダムも貯水率50%台を記録したのが思い出されます。
 つまり、夏場は、洪水に備えてダムの水量が少なく設定されるので、降水量が少ないと渇水状態に転じる恐れもある難しい時期といえるのです。

節水生活を身につけよう

 渇水が懸念されるようになると,節水に心がけるようにすることが第一です。次に取水制限、さらに進むと給水制限で断水となります。できるだけ市民生活に影響が出ないように、取水制限も夜間の工業用水から始まり、上水道にまで及ぶのは最後になります。

水道の写真

 普段から節水生活を身につけておけば、いざ給水制限で使える水量が減っても慌てずに過ごせるかもしれませんね。

 節水のポイントは、使用水量の減量と再利用。
 例えば、

  • 風呂やシャワーは、家族でまとまって短時間に入る
  • 洗顔には洗面器を利用し、歯磨きもコップ1杯の水で済ませる
  • 食器洗いは、ため洗いやためすすぎを実践する
  • 水洗トイレは、家庭では大小の切り替えレバーを使い分ける
  • 外出先や公共施設でも水洗は1回を心がける
  • 洗濯には風呂の残り湯を再利用する
  • 残り湯は植木の水やりや洗車、掃除などにも再利用する
 など、簡単なところから実践したいものです。
 また、渇水対策に取り入れる自治体もある雨水タンクを取り付けたり、水道の蛇口をこまめに開け閉めできるようにレバー式水栓に取り替えたりといった方法も検討してみてはいかがですか。

雨量データ参考資料:
広島県土木部 土木整備局ダム室
「広島県のダム」-ダムの貯水量-椋梨ダムの貯水状況より

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