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みはらの水ができるまで

更新日:2020年2月10日更新

ダムからご家庭まで

ダムからご家庭までの水の流れ

ダムの紹介

椋梨ダム

椋梨ダムの画像

写真提供:広島県椋梨ダム管理事務所

沼田川支流川の椋梨川に建設された椋梨ダムは,水道用水の供給のほか洪水調整や工業用水の供給,水力発電にも利用されている多目的ダムです。
昭和41年に建設着手し,総事業費約20億円(本市分担率4.5%)をかけて昭和44年に完成しました。
この結果,三原市は1日当たり12,000m3の水源を確保することになりました。
このダムは重力式コンクリートダムで,周辺は自然環境を保護しながら,河川敷を含めた整備が行われ「白竜湖」として親しまれていて,いろいろなリクレーション施設があります。

太郎谷ダム

太郎谷ダムの画像

和久原川上流にある太郎谷ダムは,昭和37年に建設着手し,総事業費約7,000万円をかけて広島県と共同で建設し,昭和40年に完成しました。
このダムでは120,752m3を貯水することができ,渇水期における中之町水源の取水強化を図ることができました。

ダム

ダムの画像

自然のままでは川に流れる水の量は,季節による降水量の変化によって多くなったり少なくなったりします。ダムは,川の水が多すぎるときは貯めておき,少ないときは貯めた水を必要に応じて送り出します。

下矢印

浄水場

浄水場の写真

ダムから流れてきた水はそのままでは飲めません。これを飲み水に変えるのが浄水場です。ごみや汚れを取り除き,消毒して飲み水になります。

下矢印

配水池

配水池の写真

時間帯による水の使用量の変化に関係なく,いつでも飲み水を安定してお届けできるように貯めておくところが配水池です。
災害時など送水が止まった時でも,配水池には水が貯まっているため,すぐに水が止まることはありません。

下矢印

配水管

排水管の写真

配水池に貯められた水は,道路の下に網の目のように張り巡らされた配水管を通ってお客さまのご家庭に配られています。この配水管の総延長は約737kmにもなり,つなぎあわせると三原から神奈川県小田原市までの距離と同じくらいになります。

下矢印

ご家庭へ

浄水場で水ができるまで

浄水場で水ができるまでの画像

1.着水井

着水井の写真1

川から浄水場に送り込まれてくる水は,いったん着水井に貯めます。
ここで水の勢いをおちつかせ,ろ過池に送ります。

着水井の写真2

この穴を通すことによって水の勢いをおちつかせます。

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2.ろ過池

ろ過池の写真1

小さな不純物や細菌を砂の層などを通して取り除きます。
これは砂層表面に存在する微生物の分解作用を利用して水をきれいにしています。

ろ過池の写真2

いく層にもなった砂の層に1日4~5mの速さで水を通します。

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3.塩素注入設備

塩素注入設備の写真

安全な飲み水をお届けするため,次亜塩素酸ナトリウムという薬を入れて消毒します。

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4.配水池

配水池の写真1

きれいになった水をいったん貯めておき,使用量に応じて送り出していきます。
この下に配水池があります。

配水池の写真2

配水池の内部です高さ5mあります。

浄水場の紹介

ダムから流れてきた水はそのままでは飲めません。これを飲み水に変えるのが浄水場です。ごみや汚れを取り除き,消毒して飲み水になります。

浄水場の写真

わたしの家の水はどこからくるの?

みはらの水道水は,西野浄水場,中之町水源地,片山系水源地,新久井浄水場,和木浄水場,新和木浄水場で作って,みなさまにお配りしています。
一部の給水区域では,緊急時に相互融通を行うこともできるようになっています。
ここでは,通常の給水状況図を紹介いたします。

給水状況図

西野ブロック

旭町一丁目~二丁目・古浜町一丁目~三丁目・港町一丁目~三丁目・桜山町・本町一丁目~三丁目・西町一丁目~三丁目・西宮一丁目~二丁目・宮浦一丁目~六丁目・皆実一丁目~六丁目・宮沖一丁目~五丁目・円一町一丁目~五丁目・頼兼一丁目~二丁目・西野一丁目~五丁目・大畑町・青葉台・田野浦一丁目~三丁目・明神一丁目~五丁目・宗郷一丁目~五丁目・小坂町・長谷一丁目~五丁目・沼田一丁目~三丁目・新倉一丁目~三丁目・高坂町・和田沖町・学園町・館町一丁目~二丁目・和田一丁目~三丁目・貝野町・東町三丁目の一部・城町一丁目~三丁目・糸崎一丁目~九丁目・糸崎南一丁目~二丁目・木原一丁目~六丁目・駒ヶ原町・八坂町・沼田東町・八幡町・久井町土取の一部

沼田東ブロック

沼田東町・沼田西町・小泉町

中之町ブロック

中之町一丁目~九丁目・東町一丁目~東町三丁目・深町・館町二丁目の一部・

須波ブロック

須波西一丁目~二丁目・登町・沖浦町・幸崎町・須波一丁目~二丁目・須波ハイツ一丁目~四丁目・鷺浦町

本郷ブロック

本郷南一丁目~七丁目・本郷北一丁目~四丁目・下北方一丁目~二丁目・南方一丁目~南方三丁目・本郷町全域

久井ブロック

久井町江木・久井町下津・久井町莇原・久井町吉田・久井町和草・久井町羽倉・久井町坂井原の一部

大和ブロック

大和町下徳良・大和町和木・大和町萩原・大和町椋梨・大和町大具の一部

給水区域の変遷

三原市に水道ができたのは,昭和8年(1933年)のことです。当時は,中之町和久原川を水源にしていましたが,工業都市としての発展やそれによる人口の増加によって水が足りなくなり,新たに沼田川に水源を求め,昭和26年(1951年)に完成しました。
昭和8年の給水開始当初は,給水人口15,000人,1日最大配水量3,000m3でしたが,市街化が進むにつれて給水区域も広がっていき,平成17年(2005年)の市町合併以降も拡張工事をかさねて,現在では給水人口97,000人,1日最大給水量49,625m3を目標とした整備事業を推進しています。

給水区域の変遷の画像


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